圧迫骨折、その原因とは【負けない身体】

コルセット着用は医師の指示通りに

圧迫骨折は、高齢者の転倒やしりもちにおいて最も発症率の高い骨折と言われています。転倒・しろもちのみならず、骨粗鬆症の方においてわずかな動作でも発症してしまう可能性がある骨折でもあります。 圧迫骨折を起こしてしまった場合、基本的な治療方針は安静です。圧迫骨折の程度によってはコルセットの着用が必要になる場合もあります。この場合には、装具を取り扱う業者が病院に来院し、個人の体形に合わせたコルセットを作成する事になります。基本的には入院中このコルセットは着用したままですが、退院後には医師によって取り外し可能とするまで装着しなければなりません。 しかし、中には腰痛がある為に医師の取り外し指示以降も装着を行う方がいます。これはかえって良くない行為であり、その理由には筋力の低下が懸念されるものとなります。筋力低下によってさらに転倒リスクを高めるものとなります。また、骨を支える筋肉が低下していることによってさらに再発の可能性が高まるものです。これを十分に理解し、正しいコルセットの利用を行わなければなりません。

圧迫骨折治療用のコルセット制作費用

圧迫骨折を起こした場合、コルセットを作成しなければならない事を先ほど述べましたが、これには大きな費用がかかってしまいます。コルセットには軟性や硬性と素材の違いもありますが、これら含めた平均価格として4万円前後の相場となっています。 基本的に保険適応にはならないものであり、全額を装具業者へ支払う形となります。しかし、圧迫骨折治療用のコルセットでは、高額医療費として認められているので、医療機関における診断書・証明書・領収書などを健康保険窓口に持っていくと一部返金されるものとなります。 具体的には、国民健康保険であれば自治体の窓口、社会保険であれば社会保険事務所への窓口となり、3割負担の方ですとコルセットに支払った7割が返金されるものとなります。